会社設立代行サポートサービス 新会社法のポイント
 
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ポイント8  合同会社(LLC)の新設

新会社法施行により、合同会社(日本版LLC)がスタートしました。
Limited Liability Companyの略で、正式名は「合同会社」といいます。
最低資本金の規制はなく、有限責任社員1人以上で設立可能です。
合同会社とは、出資者の責任は有限責任でありながらも、出資比率に基づかない自由な意思決定や利益分配ができる新しい会社形態で、LLPとともに、起業や共同事業などでの活用が期待されています。アメリカなどでは、よく利用されている会社形態です。

 合同会社の特徴

1. 有限責任制
出資額に関係なく、無限に責任を負う合名会社や合資会社とは違い、社員(出資者)は株式会社の出資者と同じく、出資額の範囲までしか責任を負いません。
   
2. 内部自治制
株式会社と違い、利益や権限の配分が出資金額の比率に拘束されません。
また、取締役会や監査役のような機関を設置する必要がありません。
   
3. 社員数
社員1名のみの合同会社の設立・存続が認められます。
   
4. 意思決定
社員の入社、持分の譲渡、会社設立後の定款変更は、原則として社員全員の同意によります。
   
5. 業務執行
各社員が原則として業務執行権限を有しますが、定款で一部の社員のみを業務執行社員と定めることも可能です。
   
6. 決算書の作成
貸借対照表、損益計算書、社員持分変動計算書の作成が必要です。
 【行政書士中田正幸事務所】
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